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執行役員 山田 貴士

代表取締役社長 井上 高志

他社に先駆けて、WEB媒体に一本化。業界最速で、巨大ポータルサイトの立ち上げ。

—創業当時について教えてください。

井上 起業する前は、リクルートグループの不動産デベロッパーで営業をしていました。営業活動をしていると、住まいに関する情報の偏りを痛感することが多くありました。公開されていない様々な情報を持っている不動産会社側に対して、お客様側が圧倒的に不利な状況でした。

井上 たとえば、当時は不動産情報を得るためのメディアは、紙の情報誌だけ。週刊媒体だから原稿作成から発刊まで1週間のタイムラグがある。そのあいだに既に借り手が決まってしまった物件が、そのまま誌面に載り続けてしまう。また媒体発行後に新たな物件が出てきたとしても、すぐには掲載されません。当然、機会損失が起きる。さらに情報誌がすべての情報を網羅できるわけではない。

こんな状況を解決するために、日本中に点在している住まいの情報を、一つのデータベースに集約して、リアルタイムにエンドユーザーに届けたい。そんな想いから立ち上げたのが『HOME'S』なんです。

山田 初めてその話を聞いた時のことは今でも忘れられないです。飲み会の席だったのですが、「不動産業界を変えたい」「情報の非対称性をなくしたい」と井上さんが、とても熱く語っていました。 心をハンマーで殴られたような衝撃ですよ。一企業の一社員の視点でしか物事を考えていなかった私にとって、こんなにもスケールの大きな話を、こんなに熱く、しかも本気で語る大人がいるなんて。この想いを支えたい、私もこの環境に飛び込みたいと思いました。

井上 オフィスはワンルームマンションで、社員もまだ数人だけだった頃の話だよね。どうすれば業界を変えられるか、議論するうちに熱くなって、気がついたら朝の5時なんてこともざらでした。その頃の私たちのベースにあったのは、義憤のような感情です。これまで、住まいを探すエンドユーザーにとってあまりに不利な状況を何度も目にしてきたので、この住まい探しにおける情報の非対称性を変えないといけない。絶対に変えてやるんだと常に思っていました。絶対にうまくいくという根拠のない自信がありましたね。いや、うまくいかせるんだ、という強い意志かな。

山田 そうですね。絶対に業界を変える、絶対にうまくいかせるんだという強い意志は、井上さんだけでなく、創業メンバー全員が持っていました。

井上 アクシデントというか、インシデントは数えきれないくらいあったけけれど、同じ志に共感してくれたメンバーがスタートアップを支えてくれた。だからこそ大手事業者に先駆けて、ゼロからポータルサイトを立ち上げることができたんだと思います。

ユーザーにどこまでも寄り添うために、既存のサービスにITで革進を起こす。

—創業から20年近く。
 当時の思い描いていた世界は実現できていますか?

井上 住宅情報ポータルサイトがなかった90年代、情報誌が掲載していた首都圏の物件数は3万件程度でした。ネクストが『HOME'S』を立ち上げて以来、その掲載物件数を 日々増やし、住宅情報のデータベースをつくり上げることに力を入れてきました。 今では500万件を超える物件数を掲載するまでになり、インターネットの利点を活かして、 リアルタイムに情報更新ができるようになっています。

井上 ただ、私がイメージしている「業界を変える」のゴールが100だとしたら、まだ50くらいの感覚。情報の非対称性がすべて解消されたとはまだ言えません。またデータベースとしてもまだまだこれから。物件情報のデータベースだけでなく周辺情報、地域の環境、価格の推移、不動産会社の評判など見える化したい情報がたくさんあります。

日本人は、家族構成や経済的条件が変わることで、一生のうちに4~5回程度住み替えると言われています。その一つ一つの住み替えを、すごく良いものにしていきたいと思うのです。希望に合った住まい、さらには希望以上の住まいが見つかり、新しい生活がスタートし、みんながハッピーになる。さらに、住まい探しだけでなく、アフターフォローのところまではやりたいですね。住み替えが終わるまでじゃなくて、終わったあともユーザーに寄り添って行くようなサービスを。

山田 そうですね。現状は住宅情報の検索を支援していますが、これからは住み替えの検討開始から契約、その先にある自分らしい暮らしの実現を支援するところまで広げていきたいですね。
一方、今のWeb媒体は、紙媒体の情報をインターネット上に置き換えた状態とも言えます。インターネットならではの住まい探し体験をもっと追求していきたいと考えています。
現状のサービスに、テクノロジーでさらなる革進を起こしたいと思っています。

ネクストが今後さらに注力していきたいのは、一人ひとりにぴったりな情報を提供するためのテクノロジーです。レコメンデーションエンジンの研究開発にも力を入れています。書籍など物販のECサイトにおけるレコメンドと大きく違うのは、ECサイトでは同じ商品を複数在庫として持っているのに対して、「住まい」はたった一つしかないということ。さらに、ECサイトで販売される商品に比べて非常に高価なため、ユーザーの購買回数が少ない。その結果、必然的にユーザー情報を蓄積することが難しいんです。そんな状況の中で、よりよいマッチングを、テクノロジーを駆使して創りだしていく。非常にやりがいのあるテーマだと思います。

 

新しい仲間と、これから実現したいビジョン。

—ネクストは、これからどうなっていくのでしょうか?

井上 私たちのビジネス領域は、「日本」の「不動産業界」に限定しているわけではありません。住まい以外の暮らしの領域においても、様々なサービスを生みだし、世界中の人々の暮らしのインフラでありたいと考えています。2014年に買収したTrovit社は、世界最大級のアグリゲーションサイトを運営しています。スペインに本拠地があり、英語圏を中心に世界43カ国で住宅情報をはじめとし、求人や中古車、国によってはECサイトなども運営している企業。この新しい仲間が加わったことで、ネクストの海外展開は更に加速していくと考えています。

山田 タイで不動産・住宅情報サイトのサービスを開始した2011年が、ネクストのグローバル元年でしたね。その後も台湾、インドネシアと『HOME'S』は次々に海外進出を果たしています。Trovit社を仲間に迎え、更にグローバル化を進めていきたいです。


—不動産以外の領域はどこまで広がりますか?

井上 住まいの領域に限らず、たとえば教育や医療など人々の暮らしに関わる領域において、人々が感じる不安や不満、不便を、テクノロジーで解決して行きたいと考えています。人々が心からの安心と喜びがある状態、それが理想的なハッピーな状態。世界中の人がハッピーになるにはどうしたらいいかを考えて、価値提供していきたいと思っています。

 

—未来の仲間へ、メッセージを一言。

井上 今のネクストは、成長にドライブをかけているタイミングだと自信を持って言えます。ビジョンを持ち、挑戦心に溢れている人にとっては、とてもチャンスが多いと思います。逆に、安定だけを求めている人には、刺激が強すぎるかもしれない(笑)。

山田 前例や慣習にとらわれない新しいアイデアを提案してくれる方は大歓迎です。そういった方に是非入社していただきたい。

井上 挑戦の機会があること。失敗を恐れず挑戦する人を応援する仲間がいること。これが何より皆さんの成長を加速させる環境だと思います。ネクストにはそれがあります。「ネクスト」という社名にも、常に革進し、挑戦を続ける会社でありたいという強い意志が込められています。次のネクストを担う未来の仲間には、できるかどうか分からなくても、まず、やってみる、そういうチャレンジ精神溢れる人を迎えたいです。これから社会における様々な「不」の解消をしていく過程で、この10年で100人の子会社社長を生みだすという計画を掲げています。そのためにも人々の暮らしの中の「不」を解消する、新しい事業の創出、新しい国々での挑戦をし続ける必要があります。その役割の一翼を担うのが、これから新しく仲間になる皆さんです。大きな期待をしています。共に社会を変えるために挑戦したい、そう心から思ってくれる同志を待っています!

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