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 就職活動中に出会った『HOME'S』は当時からネクストの基幹事業でしたが、まだ業界では4、5番手。参加した会社説明会で「なぜ『HOME'S』はWEBメディアに特化しているのか。同業他社と同じように雑誌メディアを展開しないのか」と質問をしたところ、代表の井上が理路整然と答えました。
 「不動産業界では、消費者と事業者の情報量に格差がある。情報の非対称性が大きい。その消費者にとって不利な状況を解消したい。それには、鮮度が高く、膨大な情報にユーザーがいつでもアクセス出来て、その中から自分に合ったものが選べる必要がある。それは雑誌では無理だ」。
 今でこそ当たり前に聞こえますが、当時は雑誌メディアが主流。てっきり「これからはITの時代だ」と威勢が良いだけの回答が返ってくると思っていた私は衝撃を受けました。世の中の「不」を解消するというビジョン。そのビジョン実現のためのロジカルなビジネスモデルとインターネットの可能性を見出す先見性。そして何より「この人たちは、人生をかけている」と感じられる仕事への情熱。この会社は、世の中を変えるかもしれない。そして私も、人生をかけるくらい夢中になって仕事をしたい、そう考え入社を決意しました。

 入社後、『HOME'S』の営業として邁進していた私に思わぬ転機が訪れました。子どもを授かったのです。当時のネクストはまだ社員数も少なく、それまで産前産後休暇、育児休業を取得した人はいませんでした。社長と人事に報告すると「よかったじゃないか!」と私以上の喜びよう。当然のように「育休を取って、戻ってくるよね」と。怒られることも覚悟していたので非常に嬉しかったです。必ずこの期待に応えようと、私はネクストの産休・育休取得者第一号になりました。
 1年後、育児休暇から復帰し、人事部配属に。9:00~16:00の短時間勤務で仕事を再開しましたが、育児と仕事の両立は想像以上に大変でした。ただ、ネクストは能力と成果を正当に評価する会社。勤務時間が短いことを言い訳にするのではなく、短い時間で成果を出すために、仕事の質を上げることを徹底的に考え抜きました。会社での勤務時間中は、新卒採用担当として面接や説明会コンテンツ作成に没頭し、帰宅後は、提案資料の素案や採用計画を頭の中で練りました。限られた時間だからこそ誰よりも集中して業務に取り組むことができ、結果的に効率よく業務を進めるようになり、数年後には短時間勤務ながら人事マネジャーを任されるまでになりました。出産と育児が、ビジネスパーソンとしての私を大きく成長させてくれたのです。

 自分の経験を通して、きっと世の中には、将来の育児と仕事の両立について不安を抱いている人がたくさんいるはず、と考えるようになりました。出産・育児がビジネスパーソンとしてもプラスになる、育児と仕事の両立ができる世界を作ることが、今の私の使命です。その想いを実現するために社内の新規事業提案制度「Switch」にチャレンジすることを決意し、社長の井上が塾長を務める「経営塾」で半年間ビジネスプランを磨きました。業務が始まる前の早朝2時間、新規事業立案の考え方やノウハウをみっちりと学び、まだ誰もいないオフィスで自身の事業計画を何度も何度も練り直しました。その甲斐あって、その年の「Switch」において、100件を超える応募の中から私の事業プランが優秀賞に選ばれたのです。そして現在、その事業プランをベースに、世の中のパパとママを応援する「株式会社Lifull FaM」(ライフルファム)を設立、その代表取締役社長に就任しました。
 生活をする上で「子どもがいる」ことは、「だから、できない」というネガティブな枕言葉になっていることがあります。しかし、これからは「子どもがいる、だからできる!」にしていきたい。ネクストの経営理念、『常に革進することで、より多くの人々が心からの「安心」と「喜び」を得られる社会の仕組みを創る』にもあるように、すべての人が幸せに暮らせる社会を創ることがネクストの使命でもあるのですから。

profile

秋庭 麻衣(Mai Akiba)

株式会社Lifull FaM 
代表取締役

2004年新卒入社。ネクストでは産前産後休業・育児休業取得 第一号。復帰後、人事部で子育てを支援するワーキングマザー・ファザー支援制度を提案。全国平均を大きく上回る育休取得率(ネクスト:女性100%、男性17% 全国平均:女性86%、男性1.7% ※厚生労働省 平成25年度雇用均等基本調査)を達成。2014年10月より、育児と仕事の両立を実現する世の中を目指す「株式会社Lifull FaM」の代表取締役社長に就任。

people
子会社社長 
秋庭 麻衣
執行役員 
伊東 祐司
エンジニア 
長沢 翼
デザイナー 
松木 友希
ディレクター 
山本 大輔
子会社社長 
奥村 周平

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