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 拡大するインターネット業界で成長を続けていたネクストに大きな可能性を感じた。大手企業にはない若さと勢いも魅力だった。さらに代表の井上の言葉が胸に突き刺さった。「世界中の人を笑顔にしたい」。学生時代に自慢できるような実績も経験もなかった私は、その反動から社会で何かを成し遂げたいと願っていたのかもしれない。井上の想いに共感し、ネクストに飛び込んだ。
 入社当時のネクストは、事業規模、領域共に急成長していた時代。より多くのチャンスを掴むためには、失敗を恐れず、ただがむしゃらに経験するのみだ。新しいことにどんどん挑戦し、少しでも早く成長したい。そう考え、入社2ヶ月で先輩が担当するお客様向けのセミナー講師に手を挙げたりもした。そうして入社以来順調に営業目標をクリアしていた私にとって、初めての転機となったのは大阪への転勤だった。


 関東エリアと比べ『HOME'S』の知名度が低い関西エリアでは、私の営業はまったく通用しなかった。自信を失い、周囲から「できない営業」とレッテルを貼られた。そんなどん底の私を救ったのは、お客様の一言だった。「『HOME'S』が良いサービスだということはわかったけど、キミはボクに何をしてくれるの?」。仕事における「企業対企業」の関わりであったとしても、お客様との関係は「個人対個人」。その営業の本質が、私には欠けていたことに気がついたのだ。この一言から私は変わった。サイトのメリットを一方的に伝えるのではなく、お客様が『HOME'S』を利用してどのようなプロモーションをしたいのか、その課題を深く理解することに注力した。お客様と同じゴールを見据え、最適な集客施策を一緒に考えた。この行動に結果もついてきた。同期入社の中で最速でトップセールスを獲得。新卒入社3年目にして西日本エリアの営業責任者になった。商売と人情の街・大阪が私を一人前に育ててくれたのだ。
 そして2011年、ネクストは不動産会社とユーザーの間に存在する情報格差を解消するというビジョン実現のために、これまでの「掲載課金(掲載物件数に応じて課金する仕組み)」から、大手サイトでは初の「問合せ課金(ユーザーの問合せ数に応じて課金する仕組み)」へと『HOME'S』のビジネスモデルを大きく変更することを決断した。不動産会社が保有している物件情報の全てを掲載していただければ、より多くの情報をユーザーに提供することができる。そのためには、掲載物件数に応じて課金される「掲載課金」では限界がある。広告費を気にすることなく、より多くの情報を掲載していただき、ユーザーから問合せがあった数に応じて課金する「問合せ課金」。費用対効果のいい広告を出したい不動産会社にとっても、多くの選択肢の中から自分に合うものを選びたいユーザーにとっても有益なはずだ、そう考えた。この大きな変化に難色を示すお客様がいることは大いに予想できたが、ビジョン実現のためには、このビジネスモデル変更は避けては通れない道。一時的な売上減は覚悟の上だった。しかし、実際の変更に対してお客様のネガティブな反応は大きく、売上の減少は予想を超えていた。私はユニット長として、立て直しに奔走した。


 メンバーと共にお客様を1社1社訪問して、このビジネスモデル変更によって実現したいビジョンを根気よく伝え、理解を示してくれる会社を少しづつ増やしていった。また、並行して、売上の減少をくい止めるために、新しい広告商品を企画し、その販売に高い目標を掲げた。その達成のためにチームで一丸となって営業活動をおこない、自らも率先してお客様のもとに足を運んだ。
 ネクストのビジョンに共感してくれるお客様の増加に伴って売上は順調に回復。その後も売上は伸び続け、わずか3年で創業以来最高売上を達成するに至った。そして2015年4月、史上最年少で執行役員に就任した。さらに責任ある立場で不動産業界の変革に挑戦し続けるつもりだ。またもう一つの目標として「若手の役職者、管理職を多数排出する」と周囲に伝えている。新しいこと、変化をすることが難しいと考えられてきた不動産業界が変わり始めている今だからこそ、その変革を力強く実現するには若い人材の活躍が不可欠。共に業界の変革に挑戦しながら、自分を越える人材を育成することで更に革進を進めていきたいと考えている。

 今、日本には約820万件の空室・売り物件がある。そのすべてを『HOME'S』に掲載したい。すべての人が、理想の住まいに出会える仕組みの実現だ。壮大な挑戦だけれど、絶対にできると信じている。大切なのは、高い目標を掲げて、自ら最初の一歩を踏み出す勇気。自分が動けば、まるで波紋が広がるように周りも動き、世の中が動いていく。その輪の中心になることが、なによりの醍醐味だ。

profile

伊東 祐司(Yuji Ito)

執行役員

2006年新卒入社。2015年4月からネクスト史上最年少で執行役員に就任し、『HOME'S』の営業部門を牽引している。ユーザーとクライアント双方の利便性を拡大することで業界全体の成長に貢献することをモットーに、繋がりの少ない不動産会社同士の横の関係を作るなどの様々な取り組みをおこなっている。

people
子会社社長 
秋庭 麻衣
執行役員 
伊東 祐司
エンジニア 
長沢 翼
デザイナー 
松木 友希
ディレクター 
山本 大輔
子会社社長 
奥村 周平

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